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例えを作ってもらう|そのままコピーして使えるAIプロンプト

夕方の机。ノートパソコンとメモ帳、灯りのついたスタンド。ひとりで作業している場面

抽象的な話を、身近なものに置き換えるときに使える指示文です。かっこの中を自分の状況に置き換えれば、そのまま使えます。渡すものは説明したい概念、相手、返ってくるのは例えの候補です。

この用途の概要

何をさせるか 抽象的な話を、身近なものに置き換える
渡すもの 説明したい概念、相手
返ってくるもの 例えの候補
分類 学習
向いているツール 文章・対話
任せ方 確かめてから使う(2/3)

例えを作ってもらう|そのまま使える指示文

かっこの中を自分の状況に置き換えて、そのままコピーして使えます。

(概念)を例えで説明したいです。

・説明する相手:
・相手が知っていそうなこと:(分野、経験)

条件:
・例えを3つ出して、それぞれ「どこが似ていて、どこが違うか」を書いてください
・違う部分を書かない例えは出さないでください
・相手が知らないものに例えないでください

この形にしている理由。例えは必ずどこかで破綻する。「どこが違うか」を先に押さえておくと、誤解を生まずに使える。

この指示文が何をしているか

指示文を部分ごとに分けると、それぞれ別の役目を持っています。

渡す材料の指定
かっこで示した部分に、説明したい概念、相手を入れます。ここが空のまま送ると、AIが一般論で埋めます。
出力の形の指定
例えの候補という形を指定しています。形を決めておくと、毎回同じ構造で返ってくるので、次の作業につなげやすくなります。
やってはいけないことの指定
「補わない」「推測しない」といった禁止を入れています。これを書かないと、材料にないことが混ざります。

つまずくところ

分かりやすい例えほど、違う部分で誤解が生まれる。

こうすると直る

例えを使うときは「ただし〜の部分は違います」を必ず添える。

どこまで任せられるか

この用途の任せ方は確かめてから使う(2/3)です。形は任せられますが、中身は確かめる必要があります。事実に関わる部分は元の資料と突き合わせてください。

段階 意味 この用途は
1 そのまま任せられる
2 確かめてから使う ここ
3 人が判断する

段階は「AIの性能」ではなく「間違えたときの影響」で決めています。文章の言い回しを間違えても直せますが、契約や体調に関わる判断を間違えると取り返しがつきません。

どの用途にも効く6つの原則

この6つは、どの指示文にも共通して効きます。うまくいかないときは、まずこのどれかが抜けていないかを見てください。

役割を決める
ただ「書いて」と頼むより、「新人に説明する立場で」「校正者として」のように立場を決めると、出てくる文の前提がそろいます。
入力を先に、条件を後に
渡す材料と、守ってほしい条件を分けて書きます。混ざっていると、条件が材料の一部として読まれることがあります。
出力の形を数で指定する
「いくつ」「何字」「どの順」を数で指定します。「簡潔に」は人によって長さが違いますが、「200字で」は揺れません。
してほしくないことを書く
「補わないでください」「推測で書かないでください」は、書かないと必ず補われます。
分からないときの言い方を決める
「分からない場合は分からないと書いてください」を入れておくと、それらしい答えで埋められずに済みます。
例を1つ見せる
欲しい形の見本を1つ渡すと、説明を重ねるより早く伝わります。

例えを作ってもらうの指示文では、とくに「出力の形を数で指定する」と「してほしくないことを書く」が効きます。分かりやすい例えほど、違う部分で誤解が生まれる。

使う前に確かめること

  • かっこの中を、自分の状況に置き換えたか
  • 渡す材料が揃っているか(足りないまま送ると埋められます)
  • 社外に出せない情報が含まれていないか
  • 出てきたものを、そのまま使うのか確かめてから使うのか決めたか

とくに3つめは、使うサービスの設定によっては入力した内容が学習に使われることがあります。会社の規定を先に確かめてください。

「学習」の他の用途

同じ分類には9件あります。似た場面で使うものは、指示文の書き方も似ます。

用途 させること 任せ方
分からないことを説明してもらう いま分かっているところまでを伝えて、その先を説明してもらう そのまま任せられる(1)
練習問題を作ってもらう 覚えたことを確かめる問題を出してもらう 確かめてから使う(2)
文章を添削してもらう 書いた文の、直すべきところを指摘してもらう 確かめてから使う(2)
暗記のための整理をする 覚えにくいものを、覚えやすい形に組み替える そのまま任せられる(1)
勉強の計画を立てる 期限と使える時間から、逆算した予定を作る 確かめてから使う(2)
英文を読み解く 構造を分けて、意味の取り違えを防ぐ 確かめてから使う(2)
要点をまとめ直す 読んだものを、自分の言葉で言い直す 確かめてから使う(2)
例えを作ってもらう 抽象的な話を、身近なものに置き換える 確かめてから使う(2)
違いを整理する 似ている2つの、どこが違うのかをはっきりさせる 確かめてから使う(2)

例えを作ってもらうの他のページ

この用途については、5つの角度でまとめています。

ページ 書いていること
例えを作ってもらうの書き方 この用途で外さないための組み立て方
例えを作ってもらうの失敗と直し方 うまくいかないときに、指示文のどこを変えるか
例えを作ってもらうのツール選び 文章・対話のツールの中で、この用途に向くもの
例えを作ってもらうの応用 慣れてきたときの進め方と、他の用途との組み合わせ

例えを作ってもらうを使う場面

抽象的な話を、身近なものに置き換えるという作業です。実際に使う場面を押さえておくと、指示文に何を書けばいいかが決まります。

出てきたものを誰が見るか
自分が使う。他人に見せない
いつ使うか
分からないところで止まったとき
間違えたときに何が起きるか
間違った理解のまま進むと、後で学び直しが要る
かかる時間の目安
説明は即座。理解には時間がかかる

例えを作ってもらうで渡すのは説明したい概念、相手、返ってくるのは例えの候補です。この2つがはっきりしていないうちに指示文を書くと、一般論しか返ってきません。

使う前に決めておくこと

指示文を書き始める前に、次を決めておいてください。ここが決まっていないと、何度書き直しても結果が安定しません。

  • いま分かっているところ
  • 分からないところを具体的に
  • 何のために学ぶか(試験/仕事/興味)

いま分かっているところ

これが決まらないうちは、指示文を書いても意味がありません。例えを作ってもらうの場合、ここが曖昧だと出てくるものも曖昧になります。

分からないところを具体的に

2つめ以降は、指示文の条件として書き足す部分です。書かなければAIが勝手に決めます。

何のために学ぶか(試験/仕事/興味)

書き忘れると、あとから直すことになります。最初に決めておくほうが速く終わります。

出てきたものの確かめ方

例えを作ってもらうの出力は、確かめてから使う段階(2/3)です。形は任せられますが、中身は次の観点で確かめてください。

  • 自分の言葉で説明できるか
  • 例を自分で作れるか
  • 出てきた説明が、教科書や公式資料と食い違っていないか

自分の言葉で説明できるか

目で追うだけでは見落とします。項目を1つずつ潰す形で確かめてください。

例を自分で作れるか

目で追うだけでは見落とします。項目を1つずつ潰す形で確かめてください。

出てきた説明が、教科書や公式資料と食い違っていないか

目で追うだけでは見落とします。項目を1つずつ潰す形で確かめてください。

期待どおりの答えが返ってきたときこそ確かめてください。自分が望んでいた結論が出ると、検算をしないまま通してしまいます。

例えを作ってもらうの前後にある作業

例えを作ってもらうは、たいてい一連の作業の途中にあります。前後を意識すると、渡す材料と出力の形が決まります。

段階 すること AIに任せられるか
説明したい概念、相手を用意する 材料集めは自分でやることが多い段階です
ここ 抽象的な話を、身近なものに置き換える 確かめてから使う(2/3)
例えの候補を確かめて使う 確かめるのは人の仕事です

同じ流れで使う用途

用途 させること
分からないことを説明してもらう いま分かっているところまでを伝えて、その先を説明してもらう
練習問題を作ってもらう 覚えたことを確かめる問題を出してもらう
文章を添削してもらう 書いた文の、直すべきところを指摘してもらう
暗記のための整理をする 覚えにくいものを、覚えやすい形に組み替える
勉強の計画を立てる 期限と使える時間から、逆算した予定を作る
英文を読み解く 構造を分けて、意味の取り違えを防ぐ
要点をまとめ直す 読んだものを、自分の言葉で言い直す
違いを整理する 似ている2つの、どこが違うのかをはっきりさせる

前の段階で材料が揃っていないと、この段階で埋め合わせが起きます。埋め合わせられたものは、材料に無かったものです。

105用途の中でどこにいるか

このサイトには105用途を収録しています。例えを作ってもらうがどのあたりに位置するのかを数字で見ます。

見るもの この用途 全体
分類 学習 11分類のうちの1つ
同じ分類の用途数 9件 105件
任せ方 確かめてから使う(2) 1:15件 / 2:84件 / 3:6件
向いているツールの分類 文章・対話 12件のツールがある

分類ごとの用途数

分類 用途数 任せ方の内訳
ビジネス文書 15 1:3 / 2:11 / 3:1
資料作成 8 1:2 / 2:6 / 3:0
調べもの 9 1:2 / 2:5 / 3:2
文章を書く 12 1:4 / 2:8 / 3:0
学習 9 1:2 / 2:7 / 3:0
データ・表計算 9 1:1 / 2:8 / 3:0
開発 12 1:0 / 2:12 / 3:0
就職・転職 8 1:0 / 2:6 / 3:2
画像生成 7 1:0 / 2:6 / 3:1
暮らし 9 1:1 / 2:8 / 3:0
AIとの付き合い方 7 1:0 / 2:7 / 3:0

任せ方の段階は「AIの性能」ではなく「間違えたときの影響」で決めています。3が多い分類は、AIに任せきれない判断が含まれる分野です。

例えを作ってもらうに関わる言葉

このページで使っている言葉のうち、意味を取り違えやすいものをまとめました。

プロンプト
AIに渡す指示文のこと。日本語では「指示文」と書きます。長さに決まりはなく、条件を並べた数百字のものが普通です。
カスタム指示
毎回同じことを書かなくて済むよう、あらかじめ登録しておく指示。サービスによって呼び方が違います(システムプロンプト、カスタムインストラクションなど)。
ハルシネーション
AIが事実でないことを、事実のように書いてしまうこと。文章としては自然なまま起きるので、読んで違和感を探すだけでは見つかりません。
コンテキスト
一度に渡せる文章の量。これを超えると、前のほうの内容が扱われなくなります。
トークン
AIが文章を数える単位。日本語はおおよそ1文字が1トークン前後です。料金がトークン数で決まるサービスがあります。

例えを作ってもらうについて、よくある質問

指示文をそのままコピーして使えますか?

かっこの中を自分の状況に置き換えれば使えます。置き換えずに送ると、説明したい概念、相手が無い状態になるので、一般的な話しか返りません。

どのAIで使えますか?

文章・対話に分類されるツールなら、どれでも基本的な形は通ります。ツールごとの違いは例えを作ってもらうのツール選びにまとめました。

出てきたものをそのまま使っていいですか?

この用途は「確かめてから使う」段階です。形はそのまま使えますが、中身は確かめてください。

毎回結果が違うのですが

出力の形を数で指定し、欲しい形の見本を1つ添えると揺れが減ります。完全に同じにはなりません。詳しくはうまくいかないときを見てください。

社外に出せない情報を渡しても大丈夫ですか?

使うサービスの設定によっては、入力した内容が学習に使われます。固有名詞をA社・B社に置き換える、数字を丸めるなどして渡すか、会社の規定を確かめてください。

間違えたときにどうなりますか?

間違った理解のまま進むと、後で学び直しが要るです。だからこのページでは、確かめ方まで書いています。

どのくらい時間がかかりますか?

説明は即座。理解には時間がかかるです。確かめる時間を見込んでおいてください。

このページで分かったこと

  • 例えを作ってもらうは「抽象的な話を、身近なものに置き換える」ための用途
  • 渡すのは説明したい概念、相手、返ってくるのは例えの候補
  • 任せ方は確かめてから使う(2/3)
  • つまずくのは:分かりやすい例えほど、違う部分で誤解が生まれる。
  • 向いているツールは文章・対話の分類

間違った理解のまま進むと、後で学び直しが要る。出てきたものは、このページの「確かめ方」を通してから使ってください。

指示文を短くした版

毎回すべてを書くのが面倒なときは、ここまで削れます。削っても外してはいけないのは「材料を渡すこと」と「補わせないこと」の2つです。

(概念)を例えで説明したいです。

(説明したい概念、相手を貼る)

この短い版で足りるかどうかは、出てきたものを見て決めてください。形が毎回変わる、材料にないことが混ざる——このどちらかが起きたら、元の長い版に戻します。

丁寧に書きたいとき

大事な場面では、次を足すと精度が上がります。

読む人を指定する
「(誰)が読む前提で」と書くと、専門用語の量と説明の細かさが変わります。
見本を1つ添える
欲しい形の見本を1つ渡すと、説明を重ねるより早く伝わります。過去にうまくいった出力を取っておくと使えます。
理由も書かせる
「そう判断した理由も書いてください」を足すと、判断が妥当かを確かめられます。ただし出力が長くなります。
段階を分ける
例えを作ってもらうを1回でやらず、「まず観点を出す→選ぶ→本文を作る」と分けると、途中で方向を直せます。

この指示文を自分用に保存する

一度うまくいったら、次から書き直さずに済む形にしておきます。

  1. 毎回変わる部分(かっこの中)と、変わらない部分を分ける
  2. 変わらない部分を、カスタム指示やメモに保存する
  3. 変わる部分は、記入欄の形で残しておく(「相手:__」のように)
  4. 使うたびに直したところがあれば、保存した側に反映する

4つめを続けると、自分の仕事に合った指示文が育ちます。毎回同じところを直しているなら、それは保存する側に書けます。

学ぶときにAIを使う場合の注意

学習の用途に共通して効くことをまとめます。例えを作ってもらうにも当てはまります。

自分でやってから見てもらう
最初からAIにやらせると、読んだ気になるだけで定着しません。自分でまとめてから指摘をもらってください。
書き直しをもらわない
書き直した文をもらうと、自分の書き方が変わりません。指摘だけもらって、直すのは自分でやってください。
公式の資料と突き合わせる
AIの説明が、教科書や公式資料と食い違うことがあります。試験勉強では、公式の記述を優先してください。
例えの限界を知る
分かりやすい例えほど、どこかで破綻します。「どこが違うか」を必ず聞いてください。
理解の確認をする
説明を読んで分かった気になっても、自分の言葉にできないことがあります。確認の質問を出させて、答えてみてください。

この分類の作業の流れ

  1. いま分かっているところを言葉にする
  2. 分からない場所を特定する
  3. AIに説明してもらう
  4. 自分の言葉で言い直す
  5. 確認の質問に答える
  6. 公式資料で裏を取る

例えを作ってもらうは、この流れの中では「AIに説明してもらう」のあたりに入ります。前後の段階を自分でやることを前提にしてください。

近い用途の探し方

105用途は、分類のほかに「任せ方」でも並べられます。同じ任せ方の用途は、確かめる手間も似ます。

任せ方 意味 用途数 この用途
1 そのまま任せられる 15
2 確かめてから使う 84 ここ
3 人が判断する 6

同じ「確かめてから使う」の用途

用途 分類 させること
議事録から決定事項を抜き出す ビジネス文書 会議の文字起こしから、決まったことと持ち帰りだけを取り出す
長い資料を要約する ビジネス文書 読む時間がない資料から、判断に要る部分だけを取り出す
稟議書の理由を書く ビジネス文書 欲しいものと、なぜ要るのかを、決裁者に伝わる形にする
表にまとめる 資料作成 ばらばらの情報を、比べられる形に整える
図解の案を出す 資料作成 文章で説明していることを、絵にする方法を考える
キャッチコピーを考える 文章を書く 商品やサービスを一言で言う
練習問題を作ってもらう 学習 覚えたことを確かめる問題を出してもらう
文章を添削してもらう 学習 書いた文の、直すべきところを指摘してもらう
データの集計方法を相談する データ・表計算 手元の数字から、何をどう出せば知りたいことが分かるかを決める
SQLを書いてもらう データ・表計算 取りたいデータを日本語で伝えて、クエリにしてもらう

分類から探す

分類 用途数 中心になる作業
ビジネス文書 15 指示文で下書きを作る
資料作成 8 構成を作る
調べもの 9 一次情報を探す
文章を書く 12 構成を作る
学習 9 AIに説明してもらう
データ・表計算 9 処理の前に件数を数える
開発 12 外部に影響する処理を確かめる
就職・転職 8 重なる部分を選ぶ
画像生成 7 指示文を組み立てる
暮らし 9 AIに候補を出してもらう
AIとの付き合い方 7 指示文を作る

場面別の書き換え例

同じ例えを作ってもらうでも、急いでいるときと大事な場面では、書く量が変わります。3つの形を用意しました。

1. 急いでいるとき(最短の形)

抽象的な話を、身近なものに置き換えるてください。

出力:例えの候補
材料に無いことは補わないでください。

---
(説明したい概念、相手)

材料を渡すことと、補わせないこと。この2つだけは削れません。これ以外を削ったのがこの形です。形が毎回変わってもいい場面で使ってください。

2. 大事な場面(条件を足した形)

抽象的な話を、身近なものに置き換えるてください。

・読む人:(誰が見るか)
・使う場面:(どこで使うか)
・分量:(◯◯字/◯項目)

出力の形:例えの候補

守ってほしいこと:
・材料に書かれていないことは補わないでください
・分からない箇所は「分からない」と書いてください
・分かりやすい例えほど、違う部分で誤解が生まれるという失敗を避けてください

---
(説明したい概念、相手)

読む人・場面・分量を足し、この用途で起きやすい失敗を名指しで避けさせています。分かりやすい例えほど、違う部分で誤解が生まれる。

3. 慣れてきたとき(保存する形)

【固定部分:カスタム指示やメモに保存する】
抽象的な話を、身近なものに置き換えるときは、次を守ってください。
・出力は「例えの候補」の形にする
・材料に無いことは補わない
・分からない箇所は「分からない」と書く

【毎回書く部分】
説明したい概念、相手:
読む人:
分量:

固定部分をカスタム指示に入れておけば、毎回書くのは下半分だけになります。使うたびに直したところがあれば、固定部分に反映してください。自分の仕事に合った形に育ちます。

3つの使い分け

場面 使う形 確かめる量
下書きが欲しいだけ 1. 最短 固有名詞と数字だけ
そのまま人に見せる 2. 条件つき このページの確かめ方をひととおり
毎週・毎月やる 3. 保存する形 チェックリストにして毎回通す

例えを作ってもらうの任せ方は確かめてから使う(2/3)です。2か3の形を使い、確かめる工程を必ず通してください。

AIを使うときに、ずっと効くこと

用途が変わっても変わらないことが4つあります。うまくいかないときは、ここに戻ってください。

材料が9割
指示文をいくら磨いても、渡す材料が足りなければ結果は変わりません。例えを作ってもらうなら説明したい概念、相手です。ここを用意する手間を惜しまないでください。
書かないことは起きない
「補わないでください」「分からないなら分からないと書いてください」。書かなければ、必ず補われます。禁止は明示するものです。
一度に1つだけ変える
指示文を直すときは1箇所ずつです。まとめて変えると、何が効いたのか分からなくなり、次に活かせません。
期待どおりのときこそ確かめる
自分が望んでいた結論が返ってくると、検算をしないまま通してしまいます。もっともらしい文章は、内容を確かめずに信じてしまうものです。

4つめが、いちばん見落とされます。うまくいかないときは自然に疑いますが、うまくいったときは疑いません。例えを作ってもらうで出てきたものも、期待どおりだったときほど確かめてください。

この用途に戻るとき

例えを作ってもらうについては、次の5ページにまとめています。困ったときに合うページを開いてください。

困っていること 開くページ
すぐ使いたい 指示文
自分の状況に合わせたい 書き方
思ったものが出ない 失敗と直し方
どのAIを使うか迷う ツール選び
もっと使いこなしたい 応用

例えを作ってもらうで渡す材料の用意

この用途で渡すのは説明したい概念、相手です。ここが揃っていないまま指示文を送ると、AIは足りない部分を埋めます。埋められたものは、元の材料に無かったものです。

材料が足りているかの見分け方

渡そうとしている材料を見て、「この中に答えの元があるか」を自分に聞いてください。無いなら、指示文をどう書いても出てきません。例えの候補を作るのに要る情報が、材料の中にあるかどうかです。

材料が足りないときにできること

集めてから渡す
いちばん確実です。手間はかかりますが、確かめる時間が減るので結局は速く終わります。
範囲を狭める
材料がある部分だけに絞って頼みます。例えを作ってもらうを一度に全部やらず、分かっている範囲から始めます。
分からないと書かせる
「材料から分からないことは、分からないと書いてください」を足します。埋められるより、空欄のほうが扱えます。
AIに何が足りないか聞く
「例えの候補を作るのに、この材料で足りない情報は何ですか」と聞くと、集めるものが分かります。

渡してはいけないもの

材料に次が含まれていないか、送る前に見てください。使うサービスの設定によっては、入力した内容が学習に使われます。

種類 どうするか
顧客名・取引先名 A社・B社に置き換える
個人が特定できる情報 削るか、記号に置き換える
未公開の数字 桁だけ合わせた仮の数字にする
社外秘の資料 構造だけ渡して、中身は渡さない

一度渡したものは取り消せません。例えを作ってもらうが確かめてから使う段階(2/3)であることとは別に、この判断は毎回必要です。会社の規定を先に確かめてください。

例えを作ってもらうをAIでやらないほうがいい場合

便利な用途を集めたサイトですが、使わない判断も同じくらい大事です。例えを作ってもらうについて、次に当てはまるなら自分でやったほうが速く終わります。

1回しかやらない
指示文を組み立て、出てきたものを確かめる時間のほうが、抽象的な話を、身近なものに置き換える時間より長くなることがあります。
材料を用意する手間が大きい
説明したい概念、相手を整えるだけで終わってしまうなら、そのまま自分で仕上げたほうが速いことがあります。
確かめる時間が作る時間を超える
この用途は「確かめてから使う」段階です。確かめる工程を飛ばせません。確かめに時間がかかる作業は、最初から自分でやるほうが確実です。
判断そのものが仕事
材料の整理は任せられますが、決めることは任せられません。決める部分をAIに渡すと、根拠のない結論を受け取ることになります。
渡せない情報が中心にある
置き換えて渡すと、その作業の意味が無くなることがあります。

このページは指示文について書いていますが、そもそも使うかどうかを先に決めてください。使わない判断も、使い方の一部です。