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打ち合わせのアジェンダを作るの応用|慣れてきたときの進め方と組み合わせ

木の机の上の便箋と封筒、万年筆、緑の湯呑み。文書を書いている場面

打ち合わせのアジェンダを作るが一度うまくいったら、次は「毎回同じ品質で出す」「他の作業とつなげる」に進めます。このページではその方法をまとめます。

この用途の概要

何をさせるか 限られた時間で決めることを決めるための進行表を作る
渡すもの 会議の目的、参加者、時間
返ってくるもの 時間配分つきの議題
分類 ビジネス文書
向いているツール 文章・対話
任せ方 そのまま任せられる(1/3)

毎回同じ品質で出す

一度うまくいった指示文は、次も同じように使えるよう形にしておきます。

固定部分を分ける
毎回変わるのは会議の目的、参加者、時間の中身だけです。それ以外は固定できます。固定部分をカスタム指示やテンプレートに置いておくと、毎回書かずに済みます。
見本を残す
うまくいった出力を1つ残しておき、次からは見本として一緒に渡します。説明を重ねるより形が揃います。
変えた記録を残す
指示文を変えたら、何を変えて結果がどう変わったかを短くメモします。次に迷ったとき、戻れます。

作業をつなげる

打ち合わせのアジェンダを作るの出力を、次の作業の材料にできます。

つなげる先 どうつなげるか
議事録から決定事項を抜き出す 時間配分つきの議題を、会議の文字起こしから、決まったことと持ち帰りだけを取り出すときの材料として渡します
メールの下書きを作る 時間配分つきの議題を、要件と相手との関係を伝えて、送れる形のメールにするときの材料として渡します
長い資料を要約する 時間配分つきの議題を、読む時間がない資料から、判断に要る部分だけを取り出すときの材料として渡します
報告書の構成を組む 時間配分つきの議題を、何を書くかは決まっているが、順番が決まらないときに骨組みを作るときの材料として渡します
謝罪文を書く 時間配分つきの議題を、何が起きて、何をするのかを、過不足なく伝えるときの材料として渡します

つなげるときは、間に人が入って確かめてください。前の出力の間違いが、そのまま次に持ち越されます。

分けたほうがいい場合

1つの指示文で複数のことをさせると、どれかが薄くなります。次のときは分けてください。

  • 出力に、性質の違うものが混ざっている(一覧と説明文、事実と意見など)
  • 条件が10個を超えている
  • 一部の指示だけ無視される
  • 材料が長く、条件が読み飛ばされている

繰り返す作業にする

打ち合わせのアジェンダを作るを毎週・毎月やるなら、手順として残します。

  1. 指示文を固定部分と可変部分に分ける
  2. 可変部分に何を入れるかを、記入欄の形で書いておく
  3. 出てきたものを確かめる観点を、チェックリストにする
  4. 確かめた結果、直したところを指示文に反映する

4つめが大事です。毎回同じところを直しているなら、それは指示文に書けます。

どの用途にも効く6つの原則

この6つは、どの指示文にも共通して効きます。うまくいかないときは、まずこのどれかが抜けていないかを見てください。

役割を決める
ただ「書いて」と頼むより、「新人に説明する立場で」「校正者として」のように立場を決めると、出てくる文の前提がそろいます。
入力を先に、条件を後に
渡す材料と、守ってほしい条件を分けて書きます。混ざっていると、条件が材料の一部として読まれることがあります。
出力の形を数で指定する
「いくつ」「何字」「どの順」を数で指定します。「簡潔に」は人によって長さが違いますが、「200字で」は揺れません。
してほしくないことを書く
「補わないでください」「推測で書かないでください」は、書かないと必ず補われます。
分からないときの言い方を決める
「分からない場合は分からないと書いてください」を入れておくと、それらしい答えで埋められずに済みます。
例を1つ見せる
欲しい形の見本を1つ渡すと、説明を重ねるより早く伝わります。

打ち合わせのアジェンダを作るの指示文では、とくに「入力を先に、条件を後に」と「してほしくないことを書く」が効きます。「共有するだけ」の議題が多いと、会議自体が要らないことがある。

やりすぎないこと

慣れてくると、何でも指示文で解こうとしがちです。次の場合は、AIを使わないほうが早く終わります。

材料を集めるほうに時間がかかる
会議の目的、参加者、時間を用意する手間のほうが大きいなら、直接やったほうが早いことがあります。
確かめる手間が作る手間を超える
確かめに時間がかかる作業は、最初から自分でやるほうが速いことがあります。
1回しかやらない作業
指示文を組み立てる時間が、作業そのものより長くなります。
判断そのものが仕事
材料の整理は任せられますが、決めることは任せられません。

つまずくところ

「共有するだけ」の議題が多いと、会議自体が要らないことがある。

こうすると直る

共有だけの議題が半分を超えたら、資料を先に配って会議を短くする。

どこまで任せられるか

この用途の任せ方はそのまま任せられる(1/3)です。出てきたものをそのまま使える場面が多い用途です。ただし固有名詞と数字だけは確かめてください。

段階 意味 この用途は
1 そのまま任せられる ここ
2 確かめてから使う
3 人が判断する

段階は「AIの性能」ではなく「間違えたときの影響」で決めています。文章の言い回しを間違えても直せますが、契約や体調に関わる判断を間違えると取り返しがつきません。

「ビジネス文書」の他の用途

同じ分類には15件あります。似た場面で使うものは、指示文の書き方も似ます。

用途 させること 任せ方
議事録から決定事項を抜き出す 会議の文字起こしから、決まったことと持ち帰りだけを取り出す 確かめてから使う(2)
メールの下書きを作る 要件と相手との関係を伝えて、送れる形のメールにする そのまま任せられる(1)
長い資料を要約する 読む時間がない資料から、判断に要る部分だけを取り出す 確かめてから使う(2)
報告書の構成を組む 何を書くかは決まっているが、順番が決まらないときに骨組みを作る そのまま任せられる(1)
謝罪文を書く 何が起きて、何をするのかを、過不足なく伝える 人が判断する(3)
稟議書の理由を書く 欲しいものと、なぜ要るのかを、決裁者に伝わる形にする 確かめてから使う(2)
打ち合わせのアジェンダを作る 限られた時間で決めることを決めるための進行表を作る そのまま任せられる(1)
社内向けのお知らせを書く 全員に読ませる必要がある情報を、短く確実に伝える 確かめてから使う(2)
断りの返事を書く 相手との関係を保ったまま、できないことを伝える 確かめてから使う(2)
催促の連絡をする 角を立てずに、期限を守ってもらう 確かめてから使う(2)
日報・週報をまとめる その週にやったことを、読む人の関心に合わせて整理する 確かめてから使う(2)
マニュアルの手順を書く 初めての人が、その通りにやれば終わる文にする 確かめてから使う(2)

ほかに3件あります。ビジネス文書の一覧で見られます。

打ち合わせのアジェンダを作るの他のページ

この用途については、5つの角度でまとめています。

ページ 書いていること
打ち合わせのアジェンダを作るの指示文 そのまま使える指示文と、その形にしている理由
打ち合わせのアジェンダを作るの書き方 この用途で外さないための組み立て方
打ち合わせのアジェンダを作るの失敗と直し方 うまくいかないときに、指示文のどこを変えるか
打ち合わせのアジェンダを作るのツール選び 文章・対話のツールの中で、この用途に向くもの

打ち合わせのアジェンダを作るを使う場面

限られた時間で決めることを決めるための進行表を作るという作業です。実際に使う場面を押さえておくと、指示文に何を書けばいいかが決まります。

出てきたものを誰が見るか
書いた人以外が読む。多くの場合、相手は忙しい
いつ使うか
締め切りが決まっていることが多い
間違えたときに何が起きるか
誤った情報を送ると訂正の連絡が必要になり、信用に関わる
かかる時間の目安
下書きまで数分。確かめに同じくらいかかる

打ち合わせのアジェンダを作るで渡すのは会議の目的、参加者、時間、返ってくるのは時間配分つきの議題です。この2つがはっきりしていないうちに指示文を書くと、一般論しか返ってきません。

使う前に決めておくこと

指示文を書き始める前に、次を決めておいてください。ここが決まっていないと、何度書き直しても結果が安定しません。

  • 相手が誰か(役職、関係、これまでのやり取り)
  • 相手にしてほしい行動
  • 締め切り
  • 社外に出せない情報が含まれていないか

相手が誰か(役職、関係、これまでのやり取り)

これが決まらないうちは、指示文を書いても意味がありません。打ち合わせのアジェンダを作るの場合、ここが曖昧だと出てくるものも曖昧になります。

相手にしてほしい行動

2つめ以降は、指示文の条件として書き足す部分です。書かなければAIが勝手に決めます。

締め切り

書き忘れると、あとから直すことになります。最初に決めておくほうが速く終わります。

社外に出せない情報が含まれていないか

書き忘れると、あとから直すことになります。最初に決めておくほうが速く終わります。

出てきたものの確かめ方

打ち合わせのアジェンダを作るの出力は、そのまま任せられる段階(1/3)です。大きな確認は要りませんが、次だけは見てください。

  • 固有名詞(会社名、人名、部署名)が正しいか
  • 日付と金額が正しいか
  • 敬語が相手との関係に合っているか
  • 添付や参照先が実在するか

固有名詞(会社名、人名、部署名)が正しいか

固有名詞は、元の材料に無いものが混ざることがあります。1つずつ元を当たってください。

日付と金額が正しいか

数字は、元の材料を検索して一致するか確かめます。要約の中に埋め込まれた数字は、とくに間違いに気づきにくくなります。

敬語が相手との関係に合っているか

目で追うだけでは見落とします。項目を1つずつ潰す形で確かめてください。

添付や参照先が実在するか

目で追うだけでは見落とします。項目を1つずつ潰す形で確かめてください。

期待どおりの答えが返ってきたときこそ確かめてください。自分が望んでいた結論が出ると、検算をしないまま通してしまいます。

打ち合わせのアジェンダを作るの前後にある作業

打ち合わせのアジェンダを作るは、たいてい一連の作業の途中にあります。前後を意識すると、渡す材料と出力の形が決まります。

段階 すること AIに任せられるか
会議の目的、参加者、時間を用意する 材料集めは自分でやることが多い段階です
ここ 限られた時間で決めることを決めるための進行表を作る そのまま任せられる(1/3)
時間配分つきの議題を確かめて使う 確かめるのは人の仕事です

同じ流れで使う用途

用途 させること
議事録から決定事項を抜き出す 会議の文字起こしから、決まったことと持ち帰りだけを取り出す
メールの下書きを作る 要件と相手との関係を伝えて、送れる形のメールにする
長い資料を要約する 読む時間がない資料から、判断に要る部分だけを取り出す
報告書の構成を組む 何を書くかは決まっているが、順番が決まらないときに骨組みを作る
謝罪文を書く 何が起きて、何をするのかを、過不足なく伝える
稟議書の理由を書く 欲しいものと、なぜ要るのかを、決裁者に伝わる形にする
社内向けのお知らせを書く 全員に読ませる必要がある情報を、短く確実に伝える
断りの返事を書く 相手との関係を保ったまま、できないことを伝える

前の段階で材料が揃っていないと、この段階で埋め合わせが起きます。埋め合わせられたものは、材料に無かったものです。

105用途の中でどこにいるか

このサイトには105用途を収録しています。打ち合わせのアジェンダを作るがどのあたりに位置するのかを数字で見ます。

見るもの この用途 全体
分類 ビジネス文書 11分類のうちの1つ
同じ分類の用途数 15件 105件
任せ方 そのまま任せられる(1) 1:15件 / 2:84件 / 3:6件
向いているツールの分類 文章・対話 12件のツールがある

分類ごとの用途数

分類 用途数 任せ方の内訳
ビジネス文書 15 1:3 / 2:11 / 3:1
資料作成 8 1:2 / 2:6 / 3:0
調べもの 9 1:2 / 2:5 / 3:2
文章を書く 12 1:4 / 2:8 / 3:0
学習 9 1:2 / 2:7 / 3:0
データ・表計算 9 1:1 / 2:8 / 3:0
開発 12 1:0 / 2:12 / 3:0
就職・転職 8 1:0 / 2:6 / 3:2
画像生成 7 1:0 / 2:6 / 3:1
暮らし 9 1:1 / 2:8 / 3:0
AIとの付き合い方 7 1:0 / 2:7 / 3:0

任せ方の段階は「AIの性能」ではなく「間違えたときの影響」で決めています。3が多い分類は、AIに任せきれない判断が含まれる分野です。

打ち合わせのアジェンダを作るに関わる言葉

このページで使っている言葉のうち、意味を取り違えやすいものをまとめました。

プロンプト
AIに渡す指示文のこと。日本語では「指示文」と書きます。長さに決まりはなく、条件を並べた数百字のものが普通です。
カスタム指示
毎回同じことを書かなくて済むよう、あらかじめ登録しておく指示。サービスによって呼び方が違います(システムプロンプト、カスタムインストラクションなど)。
ハルシネーション
AIが事実でないことを、事実のように書いてしまうこと。文章としては自然なまま起きるので、読んで違和感を探すだけでは見つかりません。
コンテキスト
一度に渡せる文章の量。これを超えると、前のほうの内容が扱われなくなります。
トークン
AIが文章を数える単位。日本語はおおよそ1文字が1トークン前後です。料金がトークン数で決まるサービスがあります。

打ち合わせのアジェンダを作るについて、よくある質問

指示文をそのままコピーして使えますか?

かっこの中を自分の状況に置き換えれば使えます。置き換えずに送ると、会議の目的、参加者、時間が無い状態になるので、一般的な話しか返りません。

どのAIで使えますか?

文章・対話に分類されるツールなら、どれでも基本的な形は通ります。ツールごとの違いは打ち合わせのアジェンダを作るのツール選びにまとめました。

出てきたものをそのまま使っていいですか?

この用途は「そのまま任せられる」段階です。固有名詞と数字だけ確かめれば、多くの場合そのまま使えます。

毎回結果が違うのですが

出力の形を数で指定し、欲しい形の見本を1つ添えると揺れが減ります。完全に同じにはなりません。詳しくはうまくいかないときを見てください。

社外に出せない情報を渡しても大丈夫ですか?

使うサービスの設定によっては、入力した内容が学習に使われます。固有名詞をA社・B社に置き換える、数字を丸めるなどして渡すか、会社の規定を確かめてください。

間違えたときにどうなりますか?

誤った情報を送ると訂正の連絡が必要になり、信用に関わるです。だからこのページでは、確かめ方まで書いています。

どのくらい時間がかかりますか?

下書きまで数分。確かめに同じくらいかかるです。確かめる時間を見込んでおいてください。

このページで分かったこと

  • 打ち合わせのアジェンダを作るは「限られた時間で決めることを決めるための進行表を作る」ための用途
  • 渡すのは会議の目的、参加者、時間、返ってくるのは時間配分つきの議題
  • 任せ方はそのまま任せられる(1/3)
  • つまずくのは:「共有するだけ」の議題が多いと、会議自体が要らないことがある。
  • 向いているツールは文章・対話の分類

誤った情報を送ると訂正の連絡が必要になり、信用に関わる。出てきたものは、このページの「確かめ方」を通してから使ってください。

手順として残す形

打ち合わせのアジェンダを作るを繰り返すなら、次の形で残しておくと、誰がやっても同じ結果になります。

項目 書くこと
目的 限られた時間で決めることを決めるための進行表を作る
用意するもの 会議の目的、参加者、時間
使う指示文 指示文のページのもの
出てくるもの 時間配分つきの議題
確かめること 「共有するだけ」の議題が多いと、会議自体が要らないことがある。が起きていないか
任せ方 そのまま任せられる(1/3)

この6項目があれば、しばらく空いてからでも同じようにやれます。指示文だけを残すと、確かめる観点が抜けます。

他の用途とつなぐ

打ち合わせのアジェンダを作るの出力(時間配分つきの議題)は、次の用途の材料になります。

つなぐ先 させること 間に何をするか
議事録から決定事項を抜き出す 会議の文字起こしから、決まったことと持ち帰りだけを取り出す 時間配分つきの議題を確かめてから渡す
メールの下書きを作る 要件と相手との関係を伝えて、送れる形のメールにする 時間配分つきの議題を確かめてから渡す
長い資料を要約する 読む時間がない資料から、判断に要る部分だけを取り出す 時間配分つきの議題を確かめてから渡す
報告書の構成を組む 何を書くかは決まっているが、順番が決まらないときに骨組みを作る 時間配分つきの議題を確かめてから渡す
謝罪文を書く 何が起きて、何をするのかを、過不足なく伝える 時間配分つきの議題を確かめてから渡す
稟議書の理由を書く 欲しいものと、なぜ要るのかを、決裁者に伝わる形にする 時間配分つきの議題を確かめてから渡す

つなぐときは、必ず間に人が入ってください。前の出力の間違いは、次の作業で見つかりません。むしろ、前の出力を前提として扱ってしまうぶん、見つかりにくくなります。

慣れたあとに起きること

使い慣れると、次のことが起きます。どれも、質が下がる方向に働きます。

確かめなくなる
うまくいく回数が増えると、確かめる工程を飛ばすようになります。間違いは減っていないので、見つからなくなるだけです。
自分で考えなくなる
打ち合わせのアジェンダを作るを毎回AIに任せていると、自分でやったときの勘が鈍ります。判断が要る用途では、たまに自分でやってみてください。
出力に文体が寄る
同じツールを使い続けると、出てくる文章が似てきます。自分の言葉かどうかを、ときどき見直してください。
できることを過大に見積もる
うまくいった経験から、向かない作業まで任せようとします。任せた結果を確かめて、向かないものは戻してください。

やめどきを決める

次のどれかに当てはまったら、その作業でAIを使うのをやめる判断をしてください。

  • 材料(会議の目的、参加者、時間)を用意する手間が、作業そのものより大きい
  • 出てきたものを確かめる時間が、自分で作る時間を超えている
  • 同じところを毎回直していて、指示文に反映しても直らない
  • 判断そのものを任せようとしている

使わない判断も、使い方の一部です。

仕事の文章でAIを使うときに気をつけること

ビジネス文書の用途に共通して効くことをまとめます。打ち合わせのアジェンダを作るにも当てはまります。

社名・人名・部署名は必ず確かめる
元の材料に無い固有名詞が混ざることがあります。送ってしまうと訂正の連絡が要ります。出力の中の固有名詞を全部拾って、材料に同じ表記があるか検索してください。
日付は相対表現を残さない
「来週」「今月末」のまま送ると、読む人の受け取り方がずれます。具体的な日付に直してください。AIに直させる場合は、今日の日付を渡す必要があります。
金額と数量は二重に確かめる
桁が1つ違っても文章としては自然に読めます。元の材料と1桁ずつ突き合わせてください。
敬語は相手との関係で決まる
AIは相手との関係を知りません。「取引先の担当者」「社内の上長」「初めて連絡する相手」のどれかを必ず書いてください。
社外に出せない情報を渡さない
顧客名や未公開の情報を含む文章は、そのまま渡さずA社・B社に置き換えます。会社の規定を先に確かめてください。

この分類の作業の流れ

  1. 材料を集める(メモ、前のやり取り、資料)
  2. 相手と用件を決める
  3. 指示文で下書きを作る
  4. 固有名詞・日付・金額を確かめる
  5. 敬語と長さを整える
  6. 送る

打ち合わせのアジェンダを作るは、この流れの中では「指示文で下書きを作る」のあたりに入ります。前後の段階を自分でやることを前提にしてください。

近い用途の探し方

105用途は、分類のほかに「任せ方」でも並べられます。同じ任せ方の用途は、確かめる手間も似ます。

任せ方 意味 用途数 この用途
1 そのまま任せられる 15 ここ
2 確かめてから使う 84
3 人が判断する 6

同じ「そのまま任せられる」の用途

用途 分類 させること
メールの下書きを作る ビジネス文書 要件と相手との関係を伝えて、送れる形のメールにする
報告書の構成を組む ビジネス文書 何を書くかは決まっているが、順番が決まらないときに骨組みを作る
スライドの構成を作る 資料作成 伝えたいことを、めくる順番に並べ替える
グラフの選び方を相談する 資料作成 手元の数字を、どのグラフで見せるか決める
専門用語を素人向けに言い換える 調べもの 分野の外の人に通じる言葉にする
調べる観点を洗い出す 調べもの 何を調べればいいか分からないときに、切り口を出してもらう
ブログ記事の構成を作る 文章を書く 何を、どの順で書くかを決める
タイトルを複数案出す 文章を書く 同じ内容に、切り口の違うタイトルを付ける
文章を短くする 文章を書く 長すぎる文を、意味を保ったまま縮める
SNSの投稿文を作る 文章を書く 限られた文字数で、見てもらう入口を作る

分類から探す

分類 用途数 中心になる作業
ビジネス文書 15 指示文で下書きを作る
資料作成 8 構成を作る
調べもの 9 一次情報を探す
文章を書く 12 構成を作る
学習 9 AIに説明してもらう
データ・表計算 9 処理の前に件数を数える
開発 12 外部に影響する処理を確かめる
就職・転職 8 重なる部分を選ぶ
画像生成 7 指示文を組み立てる
暮らし 9 AIに候補を出してもらう
AIとの付き合い方 7 指示文を作る

場面別の書き換え例

同じ打ち合わせのアジェンダを作るでも、急いでいるときと大事な場面では、書く量が変わります。3つの形を用意しました。

1. 急いでいるとき(最短の形)

限られた時間で決めることを決めるための進行表を作るてください。

出力:時間配分つきの議題
材料に無いことは補わないでください。

---
(会議の目的、参加者、時間)

材料を渡すことと、補わせないこと。この2つだけは削れません。これ以外を削ったのがこの形です。形が毎回変わってもいい場面で使ってください。

2. 大事な場面(条件を足した形)

限られた時間で決めることを決めるための進行表を作るてください。

・読む人:(誰が見るか)
・使う場面:(どこで使うか)
・分量:(◯◯字/◯項目)

出力の形:時間配分つきの議題

守ってほしいこと:
・材料に書かれていないことは補わないでください
・分からない箇所は「分からない」と書いてください
・「共有するだけ」の議題が多いと、会議自体が要らないことがあるという失敗を避けてください

---
(会議の目的、参加者、時間)

読む人・場面・分量を足し、この用途で起きやすい失敗を名指しで避けさせています。「共有するだけ」の議題が多いと、会議自体が要らないことがある。

3. 慣れてきたとき(保存する形)

【固定部分:カスタム指示やメモに保存する】
限られた時間で決めることを決めるための進行表を作るときは、次を守ってください。
・出力は「時間配分つきの議題」の形にする
・材料に無いことは補わない
・分からない箇所は「分からない」と書く

【毎回書く部分】
会議の目的、参加者、時間:
読む人:
分量:

固定部分をカスタム指示に入れておけば、毎回書くのは下半分だけになります。使うたびに直したところがあれば、固定部分に反映してください。自分の仕事に合った形に育ちます。

3つの使い分け

場面 使う形 確かめる量
下書きが欲しいだけ 1. 最短 固有名詞と数字だけ
そのまま人に見せる 2. 条件つき このページの確かめ方をひととおり
毎週・毎月やる 3. 保存する形 チェックリストにして毎回通す

打ち合わせのアジェンダを作るの任せ方はそのまま任せられる(1/3)です。1の形でも足りる場面が多い用途です。

AIを使うときに、ずっと効くこと

用途が変わっても変わらないことが4つあります。うまくいかないときは、ここに戻ってください。

材料が9割
指示文をいくら磨いても、渡す材料が足りなければ結果は変わりません。打ち合わせのアジェンダを作るなら会議の目的、参加者、時間です。ここを用意する手間を惜しまないでください。
書かないことは起きない
「補わないでください」「分からないなら分からないと書いてください」。書かなければ、必ず補われます。禁止は明示するものです。
一度に1つだけ変える
指示文を直すときは1箇所ずつです。まとめて変えると、何が効いたのか分からなくなり、次に活かせません。
期待どおりのときこそ確かめる
自分が望んでいた結論が返ってくると、検算をしないまま通してしまいます。もっともらしい文章は、内容を確かめずに信じてしまうものです。

4つめが、いちばん見落とされます。うまくいかないときは自然に疑いますが、うまくいったときは疑いません。打ち合わせのアジェンダを作るで出てきたものも、期待どおりだったときほど確かめてください。

この用途に戻るとき

打ち合わせのアジェンダを作るについては、次の5ページにまとめています。困ったときに合うページを開いてください。

困っていること 開くページ
すぐ使いたい 指示文
自分の状況に合わせたい 書き方
思ったものが出ない 失敗と直し方
どのAIを使うか迷う ツール選び
もっと使いこなしたい 応用

打ち合わせのアジェンダを作るで渡す材料の用意

この用途で渡すのは会議の目的、参加者、時間です。ここが揃っていないまま指示文を送ると、AIは足りない部分を埋めます。埋められたものは、元の材料に無かったものです。

材料が足りているかの見分け方

渡そうとしている材料を見て、「この中に答えの元があるか」を自分に聞いてください。無いなら、指示文をどう書いても出てきません。時間配分つきの議題を作るのに要る情報が、材料の中にあるかどうかです。

材料が足りないときにできること

集めてから渡す
いちばん確実です。手間はかかりますが、確かめる時間が減るので結局は速く終わります。
範囲を狭める
材料がある部分だけに絞って頼みます。打ち合わせのアジェンダを作るを一度に全部やらず、分かっている範囲から始めます。
分からないと書かせる
「材料から分からないことは、分からないと書いてください」を足します。埋められるより、空欄のほうが扱えます。
AIに何が足りないか聞く
「時間配分つきの議題を作るのに、この材料で足りない情報は何ですか」と聞くと、集めるものが分かります。

渡してはいけないもの

材料に次が含まれていないか、送る前に見てください。使うサービスの設定によっては、入力した内容が学習に使われます。

種類 どうするか
顧客名・取引先名 A社・B社に置き換える
個人が特定できる情報 削るか、記号に置き換える
未公開の数字 桁だけ合わせた仮の数字にする
社外秘の資料 構造だけ渡して、中身は渡さない

一度渡したものは取り消せません。打ち合わせのアジェンダを作るがそのまま任せられる段階(1/3)であることとは別に、この判断は毎回必要です。会社の規定を先に確かめてください。