Excelの関数を教わるでうまくいかないとき|指示文のどこを直すか

紙に印刷された表と電卓、定規で列をたどっているところ。数字を扱う場面
Excelの関数を教わるの要点決めるのに要る数値だけ先に出しています
むずかしさ
やさしい
分類
データ・表計算
向くAI
文章・対話

Excelの関数を教わるで思ったものが返ってこないとき、原因はたいてい指示文の側にあります。このページでは、症状ごとにどこを直せばいいかをまとめます。

この用途の概要

何をさせるか やりたい処理を伝えて、関数の式を出してもらう
渡すもの やりたいこと、表の形
返ってくるもの 式と、その説明
分類 データ・表計算
向いているツール 文章・対話
任せ方 そのまま任せられる(1/3)

この用途で起きやすいこと

式は動くが、想定と違うものを数えていることがある(空白セルの扱いなど)。

直し方

数件の小さい表で試して、手で数えた答えと一致するか確かめてから本番の表に入れる。

症状ごとの直し方

一般論しか返ってこない
渡す材料が足りていません。やりたいこと、表の形を実際に貼ってください。「〜について」とだけ書くと、AIは一般的な話をするしかありません。
長すぎる/短すぎる
長さを数で指定してください。「簡潔に」「詳しく」は人によって幅が違います。
形が毎回変わる
出力の形を数で指定し、欲しい形の見本を1つ添えてください。「見出しを3つ、各200字」のように書きます。
材料にないことが混ざる
「材料に書かれていないことは補わないでください」を足してください。書かないと必ず補われます。
当たり障りのない内容になる
条件を具体的にしてください。読む相手、使う場面、避けたい表現を書くと、絞られます。
同じ案ばかり並ぶ
「それぞれ何が違うかを添えてください」と書いてください。違いを言わせると、案が分かれます。
指示の一部が無視される
条件が多すぎます。作業を2回に分けるか、効いていない条件を削ってください。
もっともらしいが間違っている
事実に関わる部分を抜き出して、1つずつ確かめてください。

直す順番

一度に複数の場所を変えると、何が効いたのか分からなくなります。次の順で1つずつ変えてください。

  1. 材料を足す。これでほとんどの問題が消えます
  2. 出力の形を数で指定する
  3. してほしくないことを書く
  4. 読む相手と場面を書く
  5. 見本を1つ添える
  6. 作業を分ける。ここまでで直らないなら、1つの指示文でやろうとしすぎです

直しても変わらないとき

指示文を変えても結果が変わらない場合、原因が別のところにあります。

そもそも材料に答えが無い
渡したやりたいこと、表の形の中に、欲しい答えの元になる情報が含まれていない可能性があります。
作業が大きすぎる
1回で複数のことをさせようとしています。分けてください。
ツールが向いていない
この用途には文章・対話のツールが向きます。Excelの関数を教わるのツール選びを見てください。
やり取りが長くなりすぎている
会話が長いと、前のほうの指示が薄れます。新しく始め直して、必要な条件だけを最初に書いてください。

どの用途にも効く6つの原則

この6つは、どの指示文にも共通して効きます。うまくいかないときは、まずこのどれかが抜けていないかを見てください。

役割を決める
ただ「書いて」と頼むより、「新人に説明する立場で」「校正者として」のように立場を決めると、出てくる文の前提がそろいます。
入力を先に、条件を後に
渡す材料と、守ってほしい条件を分けて書きます。混ざっていると、条件が材料の一部として読まれることがあります。
出力の形を数で指定する
「いくつ」「何字」「どの順」を数で指定します。「簡潔に」は人によって長さが違いますが、「200字で」は揺れません。
してほしくないことを書く
「補わないでください」「推測で書かないでください」は、書かないと必ず補われます。
分からないときの言い方を決める
「分からない場合は分からないと書いてください」を入れておくと、それらしい答えで埋められずに済みます。
例を1つ見せる
欲しい形の見本を1つ渡すと、説明を重ねるより早く伝わります。

Excelの関数を教わるの指示文では、とくに「入力を先に、条件を後に」と「してほしくないことを書く」が効きます。式は動くが、想定と違うものを数えていることがある(空白セルの扱いなど)。

確かめること

  • 渡す材料(やりたいこと、表の形)を実際に貼ったか
  • 出力の形を数で指定したか
  • 「補わないでください」を書いたか
  • 一度に1箇所だけ変えたか
  • 事実に関わる部分を、元の材料と突き合わせたか

どこまで任せられるか

この用途の任せ方はそのまま任せられる(1/3)です。出てきたものをそのまま使える場面が多い用途です。ただし固有名詞と数字だけは確かめてください。

段階 意味 この用途は
1 そのまま任せられる ここ
2 確かめてから使う —
3 人が判断する —

段階は「AIの性能」ではなく「間違えたときの影響」で決めています。文章の言い回しを間違えても直せますが、契約や体調に関わる判断を間違えると取り返しがつきません。

「データ・表計算」の他の用途

同じ分類には9件あります。似た場面で使うものは、指示文の書き方も似ます。

用途 させること 任せ方
Excelの関数を教わる やりたい処理を伝えて、関数の式を出してもらう そのまま任せられる(1)
データの集計方法を相談する 手元の数字から、何をどう出せば知りたいことが分かるかを決める 確かめてから使う(2)
SQLを書いてもらう 取りたいデータを日本語で伝えて、クエリにしてもらう 確かめてから使う(2)
CSVの整形をする 揃っていないデータを、扱える形に直す手順を作る 確かめてから使う(2)
ピボットテーブルの作り方を聞く どの項目を行と列に置くかを決める 確かめてから使う(2)
条件付き書式を設定する 見るべきセルが目に入る形にする 確かめてから使う(2)
グラフの体裁を整える 読み手が誤解しない軸と目盛りにする 確かめてから使う(2)
重複を見つける 同じものが二重に入っていないか確かめる 確かめてから使う(2)
名寄せをする 表記の違うものを同じものとしてまとめる 確かめてから使う(2)

Excelの関数を教わるの他のページ

この用途については、5つの角度でまとめています。

ページ 書いていること
Excelの関数を教わるの指示文 そのまま使える指示文と、その形にしている理由
Excelの関数を教わるの書き方 この用途で外さないための組み立て方
Excelの関数を教わるのツール選び 文章・対話のツールの中で、この用途に向くもの
Excelの関数を教わるの応用 慣れてきたときの進め方と、他の用途との組み合わせ

「Excelの関数を教わる」を使う場面

やりたい処理を伝えて、関数の式を出してもらうという作業です。実際に使う場面を押さえておくと、指示文に何を書けばいいかが決まります。

出てきたものを誰が見るか
自分か、同じ表を使う人
いつ使うか
手作業では終わらない量になったとき
間違えたときに何が起きるか
式や処理を間違えると、間違った数字が資料に載る
かかる時間の目安
式を得るのは数分。検算に時間をかける

Excelの関数を教わるで渡すのはやりたいこと、表の形、返ってくるのは式と、その説明です。この2つがはっきりしていないうちに指示文を書くと、一般論しか返ってきません。

使う前に決めておくこと

指示文を書き始める前に、次を決めておいてください。ここが決まっていないと、何度書き直しても結果が安定しません。

  • 表の構造(どの列に何があるか)
  • 件数
  • 使っているソフトとバージョン
  • 元データのバックアップ

表の構造(どの列に何があるか)

これが決まらないうちは、指示文を書いても意味がありません。Excelの関数を教わるの場合、ここが曖昧だと出てくるものも曖昧になります。

件数

2つめ以降は、指示文の条件として書き足す部分です。書かなければAIが勝手に決めます。

使っているソフトとバージョン

書き忘れると、あとから直すことになります。最初に決めておくほうが速く終わります。

元データのバックアップ

書き忘れると、あとから直すことになります。最初に決めておくほうが速く終わります。

出てきたものの確かめ方

Excelの関数を教わるの出力は、そのまま任せられる段階(1/3)です。大きな確認は要りませんが、次だけは見てください。

  • 小さい表で手計算と一致するか
  • 空欄や表記ゆれの扱いが想定どおりか
  • 件数が想定と合うか

小さい表で手計算と一致するか

目で追うだけでは見落とします。項目を1つずつ潰す形で確かめてください。

空欄や表記ゆれの扱いが想定どおりか

目で追うだけでは見落とします。項目を1つずつ潰す形で確かめてください。

件数が想定と合うか

数字は、元の材料を検索して一致するか確かめます。要約の中に埋め込まれた数字は、とくに間違いに気づきにくくなります。

期待どおりの答えが返ってきたときこそ確かめてください。自分が望んでいた結論が出ると、検算をしないまま通してしまいます。

Excelの関数を教わるの前後にある作業

Excelの関数を教わるは、たいてい一連の作業の途中にあります。前後を意識すると、渡す材料と出力の形が決まります。

段階 すること AIに任せられるか
前 やりたいこと、表の形を用意する 材料集めは自分でやることが多い段階です
ここ やりたい処理を伝えて、関数の式を出してもらう そのまま任せられる(1/3)
後 式と、その説明を確かめて使う 確かめるのは人の仕事です

同じ流れで使う用途

用途 させること
データの集計方法を相談する 手元の数字から、何をどう出せば知りたいことが分かるかを決める
SQLを書いてもらう 取りたいデータを日本語で伝えて、クエリにしてもらう
CSVの整形をする 揃っていないデータを、扱える形に直す手順を作る
ピボットテーブルの作り方を聞く どの項目を行と列に置くかを決める
条件付き書式を設定する 見るべきセルが目に入る形にする
グラフの体裁を整える 読み手が誤解しない軸と目盛りにする
重複を見つける 同じものが二重に入っていないか確かめる
名寄せをする 表記の違うものを同じものとしてまとめる

前の段階で材料が揃っていないと、この段階で埋め合わせが起きます。埋め合わせられたものは、材料に無かったものです。

105用途の中でどこにいるか

このサイトには105用途を収録しています。Excelの関数を教わるがどのあたりに位置するのかを数字で見ます。

見るもの この用途 全体
分類 データ・表計算 11分類のうちの1つ
同じ分類の用途数 9件 105件
任せ方 そのまま任せられる(1) 1:15件 / 2:84件 / 3:6件
向いているツールの分類 文章・対話 12件のツールがある

分類ごとの用途数

分類 用途数 任せ方の内訳
ビジネス文書 15 1:3 / 2:11 / 3:1
資料作成 8 1:2 / 2:6 / 3:0
調べもの 9 1:2 / 2:5 / 3:2
文章を書く 12 1:4 / 2:8 / 3:0
学習 9 1:2 / 2:7 / 3:0
データ・表計算 9 1:1 / 2:8 / 3:0
開発 12 1:0 / 2:12 / 3:0
就職・転職 8 1:0 / 2:6 / 3:2
画像生成 7 1:0 / 2:6 / 3:1
暮らし 9 1:1 / 2:8 / 3:0
AIとの付き合い方 7 1:0 / 2:7 / 3:0

任せ方の段階は「AIの性能」ではなく「間違えたときの影響」で決めています。3が多い分類は、AIに任せきれない判断が含まれる分野です。

「Excelの関数を教わる」に関わる言葉

このページで使っている言葉のうち、意味を取り違えやすいものをまとめました。

プロンプト
AIに渡す指示文のこと。日本語では「指示文」と書きます。長さに決まりはなく、条件を並べた数百字のものが普通です。
カスタム指示
毎回同じことを書かなくて済むよう、あらかじめ登録しておく指示。サービスによって呼び方が違います(システムプロンプト、カスタムインストラクションなど)。
ハルシネーション
AIが事実でないことを、事実のように書いてしまうこと。文章としては自然なまま起きるので、読んで違和感を探すだけでは見つかりません。
コンテキスト
一度に渡せる文章の量。これを超えると、前のほうの内容が扱われなくなります。
トークン
AIが文章を数える単位。日本語はおおよそ1文字が1トークン前後です。料金がトークン数で決まるサービスがあります。
絶対参照
式をコピーしても参照先が動かない書き方($A$1)。条件付き書式や集計でよく使います。
正規化
データの表記を揃えること。全角半角、スペース、法人格の書き方などを統一します。

Excelの関数を教わるについて、よくある質問

指示文をそのままコピーして使えますか?

かっこの中を自分の状況に置き換えれば使えます。置き換えずに送ると、やりたいこと、表の形が無い状態になるので、一般的な話しか返りません。

どのAIで使えますか?

文章・対話に分類されるツールなら、どれでも基本的な形は通ります。ツールごとの違いはExcelの関数を教わるのツール選びにまとめました。

出てきたものをそのまま使っていいですか?

この用途は「そのまま任せられる」段階です。固有名詞と数字だけ確かめれば、多くの場合そのまま使えます。

毎回結果が違うのですが

出力の形を数で指定し、欲しい形の見本を1つ添えると揺れが減ります。完全に同じにはなりません。詳しくはうまくいかないときを見てください。

社外に出せない情報を渡しても大丈夫ですか?

使うサービスの設定によっては、入力した内容が学習に使われます。固有名詞をA社・B社に置き換える、数字を丸めるなどして渡すか、会社の規定を確かめてください。

間違えたときにどうなりますか?

式や処理を間違えると、間違った数字が資料に載るです。だからこのページでは、確かめ方まで書いています。

どのくらい時間がかかりますか?

式を得るのは数分。検算に時間をかけるです。確かめる時間を見込んでおいてください。

このページで分かったこと

  • Excelの関数を教わるは「やりたい処理を伝えて、関数の式を出してもらう」ための用途
  • 渡すのはやりたいこと、表の形、返ってくるのは式と、その説明
  • 任せ方はそのまま任せられる(1/3)
  • つまずくのは:式は動くが、想定と違うものを数えていることがある(空白セルの扱いなど)。
  • 向いているツールは文章・対話の分類

式や処理を間違えると、間違った数字が資料に載る。出てきたものは、このページの「確かめ方」を通してから使ってください。

症状から原因を引く

出てきたものを見て、次の表から当てはまるものを探してください。

出てきたもの 原因 直す場所
どこかで読んだような内容 材料が渡っていない やりたいこと、表の形を実際に貼る
指示より長い/短い 長さが数で指定されていない 「◯◯字で」を足す
毎回違う形 出力の形が指定されていない 形を数で指定し、見本を添える
材料に無い話 禁止が書かれていない 「補わないでください」を足す
当たり障りがない 読む人と場面が無い 相手と場面を書く
案が全部似ている 違いを言わせていない 「それぞれ何が違うか添えて」を足す
一部の指示が無視される 条件が多すぎる 作業を2回に分ける
自信ありげに間違っている 確かめる工程が無い 事実に関わる記述を抜き出して1つずつ当たる

確かめの手順

Excelの関数を教わるの出力を確かめるとき、目で追うだけでは見落とします。次の順で潰してください。

  1. 数字を全部拾う。拾ったものを、元の材料で検索する
  2. 固有名詞を全部拾う。会社名・人名・製品名・地名を、元の材料と突き合わせる
  3. 日付を確かめる。相対的な表現(来週、今年度)は具体的な日付に直っているか
  4. 断定している箇所を探す。材料に根拠があるか見る
  5. 出典やURLが示されていれば、開く。開けないものは無かったものとして扱う

この手順は、出力が短いほど速く終わります。長い出力を一度に確かめようとすると、途中で集中が切れます。

直しても直らないとき

指示文をいくら変えても結果が変わらないなら、原因は指示文の外にあります。

材料に答えが無い
渡したやりたいこと、表の形の中に、欲しい答えの元になる情報が入っていない。これが一番多い原因です。
作業が大きすぎる
1回で複数のことをさせている。分けると通ることがあります。
会話が長くなりすぎている
前のほうの指示が薄れています。新しく始め直して、要る条件だけを最初に書きます。
ツールが向いていない
ツール選びで、この用途に向くものを確かめてください。
そもそもAI向きの作業ではない
材料を集める手間のほうが大きい作業は、直接やったほうが速いことがあります。

表計算でAIを使うときに気をつけること

データ・表計算の用途に共通して効くことをまとめます。「Excelの関数を教わる」にも当てはまります。

小さい表で検算する
式は動いても、想定と違うものを数えていることがあります。数件の表で手計算と一致するか確かめてから本番に入れてください。
元データを残す
整形や置換は戻せないことが多い作業です。作業用のコピーを作って、そこで試してください。
件数を前後で数える
処理の前と後で件数を数えると、意図しない増減に気づけます。
バージョンを伝える
新しい関数は古いバージョンで使えません。Excelのバージョンやスプレッドシートかを必ず書いてください。
空欄と表記ゆれを先に潰す
同じものが別々に集計される原因は、たいてい空欄と表記ゆれです。集計の前に一意な値の数を確かめてください。

この分類の作業の流れ

  1. 表の構造を書き出す
  2. 作業用のコピーを作る
  3. 処理の前に件数を数える
  4. AIに式や手順を出してもらう
  5. 小さい表で検算する
  6. 本番に適用して件数を再確認

Excelの関数を教わるは、この流れの中では「処理の前に件数を数える」のあたりに入ります。前後の段階を自分でやることを前提にしてください。

近い用途の探し方

105用途は、分類のほかに「任せ方」でも並べられます。同じ任せ方の用途は、確かめる手間も似ます。

任せ方 意味 用途数 この用途
1 そのまま任せられる 15 ここ
2 確かめてから使う 84 —
3 人が判断する 6 —

同じ「そのまま任せられる」の用途

用途 分類 させること
メールの下書きを作る ビジネス文書 要件と相手との関係を伝えて、送れる形のメールにする
報告書の構成を組む ビジネス文書 何を書くかは決まっているが、順番が決まらないときに骨組みを作る
打ち合わせのアジェンダを作る ビジネス文書 限られた時間で決めることを決めるための進行表を作る
スライドの構成を作る 資料作成 伝えたいことを、めくる順番に並べ替える
グラフの選び方を相談する 資料作成 手元の数字を、どのグラフで見せるか決める
専門用語を素人向けに言い換える 調べもの 分野の外の人に通じる言葉にする
調べる観点を洗い出す 調べもの 何を調べればいいか分からないときに、切り口を出してもらう
ブログ記事の構成を作る 文章を書く 何を、どの順で書くかを決める
タイトルを複数案出す 文章を書く 同じ内容に、切り口の違うタイトルを付ける
文章を短くする 文章を書く 長すぎる文を、意味を保ったまま縮める

分類から探す

分類 用途数 中心になる作業
ビジネス文書 15 指示文で下書きを作る
資料作成 8 構成を作る
調べもの 9 一次情報を探す
文章を書く 12 構成を作る
学習 9 AIに説明してもらう
データ・表計算 9 処理の前に件数を数える
開発 12 外部に影響する処理を確かめる
就職・転職 8 重なる部分を選ぶ
画像生成 7 指示文を組み立てる
暮らし 9 AIに候補を出してもらう
AIとの付き合い方 7 指示文を作る

場面別の書き換え例

同じExcelの関数を教わるでも、急いでいるときと大事な場面では、書く量が変わります。3つの形を用意しました。

1. 急いでいるとき(最短の形)

やりたい処理を伝えて、関数の式を出してもらうてください。

出力:式と、その説明
材料に無いことは補わないでください。

---
(やりたいこと、表の形)

材料を渡すことと、補わせないこと。この2つだけは削れません。これ以外を削ったのがこの形です。形が毎回変わってもいい場面で使ってください。

2. 大事な場面(条件を足した形)

やりたい処理を伝えて、関数の式を出してもらうてください。

・読む人:(誰が見るか)
・使う場面:(どこで使うか)
・分量:(◯◯字/◯項目)

出力の形:式と、その説明

守ってほしいこと:
・材料に書かれていないことは補わないでください
・分からない箇所は「分からない」と書いてください
・式は動くが、想定と違うものを数えていることがある(空白セルの扱いなど)という失敗を避けてください

---
(やりたいこと、表の形)

読む人・場面・分量を足し、この用途で起きやすい失敗を名指しで避けさせています。式は動くが、想定と違うものを数えていることがある(空白セルの扱いなど)。

3. 慣れてきたとき(保存する形)

【固定部分:カスタム指示やメモに保存する】
やりたい処理を伝えて、関数の式を出してもらうときは、次を守ってください。
・出力は「式と、その説明」の形にする
・材料に無いことは補わない
・分からない箇所は「分からない」と書く

【毎回書く部分】
やりたいこと、表の形:
読む人:
分量:

固定部分をカスタム指示に入れておけば、毎回書くのは下半分だけになります。使うたびに直したところがあれば、固定部分に反映してください。自分の仕事に合った形に育ちます。

3つの使い分け

場面 使う形 確かめる量
下書きが欲しいだけ 1. 最短 固有名詞と数字だけ
そのまま人に見せる 2. 条件つき このページの確かめ方をひととおり
毎週・毎月やる 3. 保存する形 チェックリストにして毎回通す

Excelの関数を教わるの任せ方はそのまま任せられる(1/3)です。1の形でも足りる場面が多い用途です。

AIを使うときに、ずっと効くこと

用途が変わっても変わらないことが4つあります。うまくいかないときは、ここに戻ってください。

材料が9割
指示文をいくら磨いても、渡す材料が足りなければ結果は変わりません。Excelの関数を教わるならやりたいこと、表の形です。ここを用意する手間を惜しまないでください。
書かないことは起きない
「補わないでください」「分からないなら分からないと書いてください」。書かなければ、必ず補われます。禁止は明示するものです。
一度に1つだけ変える
指示文を直すときは1箇所ずつです。まとめて変えると、何が効いたのか分からなくなり、次に活かせません。
期待どおりのときこそ確かめる
自分が望んでいた結論が返ってくると、検算をしないまま通してしまいます。もっともらしい文章は、内容を確かめずに信じてしまうものです。

4つめが、いちばん見落とされます。うまくいかないときは自然に疑いますが、うまくいったときは疑いません。Excelの関数を教わるで出てきたものも、期待どおりだったときほど確かめてください。

この用途に戻るとき

Excelの関数を教わるについては、次の5ページにまとめています。困ったときに合うページを開いてください。

困っていること 開くページ
すぐ使いたい 指示文
自分の状況に合わせたい 書き方
思ったものが出ない 失敗と直し方
どのAIを使うか迷う ツール選び
もっと使いこなしたい 応用

Excelの関数を教わるで渡す材料の用意

この用途で渡すのはやりたいこと、表の形です。ここが揃っていないまま指示文を送ると、AIは足りない部分を埋めます。埋められたものは、元の材料に無かったものです。

材料が足りているかの見分け方

渡そうとしている材料を見て、「この中に答えの元があるか」を自分に聞いてください。無いなら、指示文をどう書いても出てきません。式と、その説明を作るのに要る情報が、材料の中にあるかどうかです。

材料が足りないときにできること

集めてから渡す
いちばん確実です。手間はかかりますが、確かめる時間が減るので結局は速く終わります。
範囲を狭める
材料がある部分だけに絞って頼みます。「Excelの関数を教わる」を一度に全部やらず、分かっている範囲から始めます。
分からないと書かせる
「材料から分からないことは、分からないと書いてください」を足します。埋められるより、空欄のほうが扱えます。
AIに何が足りないか聞く
「式と、その説明を作るのに、この材料で足りない情報は何ですか」と聞くと、集めるものが分かります。

渡してはいけないもの

材料に次が含まれていないか、送る前に見てください。使うサービスの設定によっては、入力した内容が学習に使われます。

種類 どうするか
顧客名・取引先名 A社・B社に置き換える
個人が特定できる情報 削るか、記号に置き換える
未公開の数字 桁だけ合わせた仮の数字にする
社外秘の資料 構造だけ渡して、中身は渡さない

一度渡したものは取り消せません。Excelの関数を教わるがそのまま任せられる段階(1/3)であることとは別に、この判断は毎回必要です。会社の規定を先に確かめてください。

「Excelの関数を教わる」をAIでやらないほうがいい場合

便利な用途を集めたサイトですが、使わない判断も同じくらい大事です。Excelの関数を教わるについて、次に当てはまるなら自分でやったほうが速く終わります。

1回しかやらない
指示文を組み立て、出てきたものを確かめる時間のほうが、やりたい処理を伝えて、関数の式を出してもらう時間より長くなることがあります。
材料を用意する手間が大きい
やりたいこと、表の形を整えるだけで終わってしまうなら、そのまま自分で仕上げたほうが速いことがあります。
確かめる時間が作る時間を超える
確かめに時間がかかる作業は、最初から自分でやるほうが確実です。
判断そのものが仕事
材料の整理は任せられますが、決めることは任せられません。決める部分をAIに渡すと、根拠のない結論を受け取ることになります。
渡せない情報が中心にある
置き換えて渡すと、その作業の意味が無くなることがあります。

このページは失敗と直し方について書いていますが、そもそも使うかどうかを先に決めてください。使わない判断も、使い方の一部です。

Excelの関数を教わるについて、次に読むもの

まだ決まっていない場合はトップの絞り込みから探せます。

どのAIに貼るかで、結果が変わる

同じ指示文でも、使うAIによって返ってくるものが変わります。長い資料を一緒に渡すなら Claude、Googleの書類を扱うなら Gemini が扱いやすいです。

トップで指示文を作る